開催期間2020年10月24日(土) から 2021年1月10日(日)
概要著作権の関係上、作品の印刷はできません。
秋田県鷹巣町(現北秋田市)を父祖の地とする洋画家・戸嶋靖昌。父の赴任先である栃木県塩谷郡で生まれた戸嶋は、ほどなく秋田に戻り、幼少期を秋田で過ごします。大館鳳鳴高等学校から武蔵野美術学校へ入学し、卒業後、40歳のときに渡ったスペインで30年近く制作を行いました。
厳しい自己否定、自己の葛藤をキャンバスに叩きつけた独自の様式が、戸嶋作品の特徴です。人間の存在そのものを燃焼させた焔のような画面は、スペイン時代の修練によるものですが、戸嶋の根源には、その血脈に潜む反骨の精神と、縄文時代の生命力を秘めた秋田の風土がありました。 本展では、初公開の大型作品を含む油彩画、彫刻作品約120点、戸嶋の撮影した写真や遺品など合わせて200点以上の資料の展観により、その画業の全貌を明らかにし、孤高の人物像を浮き彫りにします。 ※休館日 2020年12月31日(木)、2021年1月1日(金)、1月2日(土) |
一般:1,000円(800円) 高・大学生:800円(600円) 中学生以下無料 ※( )内は前売、20名以上の団体および障がい者割引(本人と付添1名まで)、秋田市立千秋美術館との相互割引、くるりん周遊パス、なかいち回遊割引チケット提示時の割引料金 |
-特別動画サイト-「戸嶋靖昌とは何ものか」 講師:戸嶋靖昌記念館 館長 執行草舟 URL:http://www.shigyo-sosyu.jp/expo/toshima_yasumasa.html | |
学芸員によるギャラリートーク 10月24日(土)、11月28日(土)、12月19日(土) 各日ともに14:00~14:30 会場:1F県民ギャラリー 定員:20名 ※観覧券または年間パスポートが必要です。 ※電話でお申し込みください。 |
戸嶋靖昌展実行委員会(秋田県、AKT秋田テレビ、公益財団法人平野政吉美術財団) AKT秋田テレビ:戸嶋靖昌展特設ページ https://www.akt.co.jp/events/toshima |
《秋田の行事》1937年 油彩・キャンバス 公益財団法人平野政吉美術財団蔵 《眠れる女》1931年 油彩・キャンバス 公益財団法人平野政吉美術財団蔵 《町芸人》1932年 油彩・キャンバス 公益財団法人平野政吉美術財団蔵 《カニ》1936年 紙本・墨 秋田県立近代美術館蔵 《猫と蜂》1936年 紙本・墨 秋田県立近代美術館蔵 など |