開催期間2019年4月4日(木) から 2019年5月19日(日)
概要著作権の関係上、作品の印刷はできません。
画家とコレクターの愛蔵品展 平野政吉コレクションは、多岐にわたるジャンルで構成されていますが、なかでも藤田嗣治の作品、および藤田の収集品が重要な位置をしめています。
平野と藤田は、1934(昭和9)年の二科展の会場で出会い、その後、秋田での美術館建設計画を巡って、親交を深めます。美術館での展示を想定し、藤田の手元にあった多数の作品が平野へと譲渡され、藤田は平野家の米蔵で壁画《秋田の行事》を制作しました。 藤田はその後、東京・戸塚のアトリエに置き並べていた中南米での収集品や、友人の有島生馬から譲り受けた刺青の見本図を、平野に譲渡しています。 若い頃から美術品や骨董を収集していた平野ですが、藤田との出会いにより、西洋絵画もコレクションの対象に加えます。また、日本初期洋風画の研究者と交流するなどして、秋田蘭画の収集にも力を入れました。 本展では、平野政吉コレクションの中から、画家として、またコレクターとして思い入れのある愛蔵品を、その来歴やエピソードとともに紹介します。 |
一般310円(250円)、シニア(70歳以上)280円、学生210円(170円)、高校生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金 ※障がい者手帳持参の方と付添1名は無料 ※秋田市立千秋美術館の観覧券(半券可)・「くるりん周遊パス」・「なかいち回遊割引チケット」を提示された方は、団体料金でご観覧いただけます。 |