開催期間2018年7月14日(土) から 2018年9月17日(月)
概要藤田嗣治との交流が礎となって形成された平野政吉コレクションの中から、1930年代の藤田作品を紹介します。秋田市の資産家・平野政吉と藤田嗣治は1936年、藤田の妻・マドレーヌの死去にともない、その鎮魂の美術館を秋田に建てようと計画します。藤田はこの時、美術館に飾るために自作を多数、平野に譲渡しました。このたびのコレクション展では、
壁画《秋田の行事》をはじめ、妻・マドレーヌがモデルとなった《眠れる女》、《五人女》、《踊子》、《マドレーヌ像(羽子板型)》、アトリエを描いた《吾が画室》、《私の画室》などを展示します。中国に取材した《北平の力士》は、日本の力士を描いた素描《力士》と並べて紹介します。 |