開催期間2014年11月8日(土) から 2015年1月18日(日)
概要著作権の関係上、作品の印刷はできません。
藤田嗣治と土門拳の邂逅を中心に、1930年代から40年代の土門拳撮影の写真を展観します。
1933年に帰国した藤田嗣治は、東京市淀橋区戸塚町にアトリエを建て、日本での活動を本格的なものとしました。その後、1937年には、同市麹町区六番町にアトリエを新築し、日本での絶頂期を過ごすことになります。この六番町のアトリエでの日常から、戦後日本を離れるまでの藤田の姿を撮影したのが、土門拳です。美術雑誌の取材で藤田と土門が出会ってから、土門が藤田を撮影した期間は、1941年頃から1949年に及びます。 土門拳は若い頃、画家になる夢を抱いていました。その夢を断念し、写真家の道を選択します。日本工房で報道写真に取り組み、その後は、日本文化を海外に発信する国際文化振興会のカメラマンとしても活躍しました。そして、1940年代には、文楽や室生寺の撮影にも取り組みました。 本展では、二人の芸術家がともに生きた時代と、それぞれの思いを紹介します。 |
写真史家による講演会 講師:白山眞理 氏(日本カメラ博物館運営委員) 日時:2014年12月14日(日)14:00~15:30 会場:秋田県立美術館1Fレクチャールーム 定員:一般40名 参加料:無料 参加方法:電話でお申込みください(℡018-853-8686) | |
学芸員によるギャラリートーク 日時: 2014年11月15日(土) 2014年12月20日(土) 2015年 1月17日(土) 各日とも14:00~15:00 会場:3F展示室 ※事前申し込み不要 入館料をお支払いください |