開催期間2024年10月5日(土) から 2024年12月15日(日)
概要19世紀末から20世紀初頭にかけ、パリは世界有数の大都市として大きく発展しました。「ベル・エポック(美しき時代、良き時代)」と呼ばれたこの時代、産業の近代化や経済の発展を背景にパリの人々は平和で豊かな生活を謳歌したのです。1900年にはパリ万国博覧会が開催され、美術界においても象徴主義、アール・ヌーヴォー、フォーヴィスムなどの新たな美術運動が起こり、この世紀転換期に幅広く展開されました。また、劇場での歌曲や舞踏などの流行により、ポスターや風俗画等が数多く制作されました。
本展では、大胆な表現力でポスターを芸術の域まで高め、後世に大きな影響を与えた画家・トゥールーズ=ロートレックを中心に、ミュシャやドガ、デュフィら同時期の画家たちの作品を展観。ベル・エポック時代を象徴する女性のファッション、人々の生活、劇場や盛り場など華やかな時代の姿を映し出したパリの芸術を紹介します。 |
主催:ロートレック秋田展実行委員会 (秋田魁新報社、秋田県、公益財団法人平野政吉美術財団) 企画協力:株式会社創絵社 |