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>美術館について>県立美術館の基本方針 ミュージアムメッセージ
県立美術館の基本方針
ミュージアムメッセージ
沿革
設計コンセプト
見どころ
施設概要
県立美術館の基本方針 ミュージアムメッセージ
県立美術館の基本方針
県立美術館は、公益財団法人平野政吉美術財団の藤田嗣治作品を展示するとともに、県民が身近に芸術を楽しむ文化を育むことにより、秋田の街、人、文化の創造と共生を目指します。
1 藤田嗣治作品による文化の創造
2 芸術に親しみ交流できる場の提供
3 新しい街の文化のシンボルとして街、人、文化の共生
4 秋田の文化力の発信
ミュージアムメッセージ
藤田嗣治の大壁画「秋田の行事」が燦然と輝く ――― 「美の国あきた」の誇りを世界へ
世界的な画家藤田嗣治が、昭和12年当時の秋田を描いた大壁画「秋田の行事」は、秋田県民の宝であり、新しい美術館の中で、さらに輝きを増します。
秋田には、脈々と受け継がれた美の伝統があります。
県民が誇りとする美術館として秋田の文化力を世界に発信します。
そして、この美術館での学びや感動をもとに、近い将来、子どもたちが世界に羽ばたいていくことを心からのぞみます。
美術顧問メッセージ
高階 秀爾「新しい美術館への期待」
美術館には、基本的に重要な役割がふたつあります。ひとつは、これまで生み出されて来た過去の優れた美術品を収集し、大切に守り、後世へと伝えて行くことであり、もうひとつは、それらの美術作品を、適切な環境条件のもとに広く一般に公開して、人々に芸術の悦びを伝え、生活を豊かにし、さらには新しい創造力を育てることです。
絵画や彫刻、工芸やデザインなどのさまざまのジャンルの作品、あるいは家具、什器、民具なども含めて、残された美術品には、それぞれの時代の人々の生き方、ものの考え方、美意識が反映されています。その意味で、美術作品は、優れた創造活動の成果であると同時に、過去の歴史の証人たちであり、かけがえのない文化遺産です。とすれば、その貴重な遺産を守り、現代に生かすために、美術館にはさまざまの多面的機能が求められます。
具体的には、作品の収集、保存、公開という基本的機能に加えて、ある明確な視点―例えば地域の特性や歴史、芸術と社会の関係、表現領域の拡大、忘れられた芸術家の発掘など―に基づく特別展や関連シンポジウムの開催。将来を担う子どもたちを対象とした教育普及活動、市民参加型のワークショップ、若手芸術家の支援などが、これからますます重要なものとなるでしょう。そのための施設や資料の整備、専門の学芸員の養成が必要なことも、言うまでもありません。
新しい秋田県立美術館には、藤田嗣治の大作「秋田の行事」をはじめ、すでにいくつもの優れた美術作品があります。オープン記念には、この「秋田の行事」を中心に調査研究を重ねた成果を示す展覧会が行われると聞いています。今後、このコレクションがいっそう充実されるとともに、新美術館が文字通り美の殿堂となり、新しい文化基地となることと期待します。
2024年10月17日、ご逝去されました。
秋田県立美術館移転当時より美術顧問を務めていただきました高階秀爾先生のご逝去に心より哀悼の意を表します。
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